2013鈴鹿8耐レース・リポート/25日:公式練習

特集記事 / SPECIAL CONTENTS - 2013.08.10

大変遅くなりました。7月25〜28日に開催された鈴鹿8時間耐久ロードレースでの「KTM HAMAGUCHI BAKUON RACING」の活動報告いたします。

25日/公式練習

KTMとHAMAGUCHI RACINGがタッグを組んで鈴鹿8耐を戦うのは今年で2回目となりますが、今年はさらに、月刊ヤングチャンピオン烈(秋田書店)で連載中のバイク漫画「ばくおん!!」が加わり、マシンに漫画のキャラクターのオリジナルグラフィックをデザインしました。

「KTM HAMAGUCHI BAKUON RACING」オフィシャルサイト

四輪のレースの世界で一世を風靡している痛車がバイク界にも進出した、ということもあり、サーキットでの注目度は抜群。ピットウォークではサインカードを求めて長蛇の列ができるし、鈴鹿サーキットのTwitterアカウント(@suzuka_event)をはじめとするSNSやさまざまなメディアでも多数取り上げていただきました。

マシンは2013年モデルの“1190 RC8 R”を使用しました。昨年は2012年モデルの“1190 RC8 R”に、KTMの純正パーツ“POWERPARTS/パワーパーツ”にラインナップされている“クラブレースキット”を組み込み、さらに耐久レースに不可欠なヘッドライト付きレーシングカウルやクイックチャージャー付きアルミタンクなどを装着していました。

今年の仕様は、基本的には昨年と同仕様ですが、クラブレースキットから使用したのは、アクラボビッチ製のレーシングマフラーとECUマップのみ。シリンダーヘッドの薄型ガスケット採用による圧縮比アップやカムタイミングの変更などその他の仕様変更は行いませんでした。

 しかしスタンダードと同形状ながら冷却効果を高めたラジエターを装着したり、後ろ側シリンダーと燃料ポンプの間に遮熱板を新設したりするとともに、エアインテークを設け熱による燃料ポンプのトラブル回避を試みるなど、昨年の経験を活かしたディテールを採用。エンジンパフォーマンスを高めることより、エンジンの発熱量を抑え、また暑さによるトラブルを回避し、確実に完走することを目指した仕様と言えるでしょう。

また今回はタイヤに“ピレリ”を採用しました。しかもピレリは、今回の8耐に合わせWSBなどで使われているNewタイヤを持ち込んでいました。藤島選手はST600で大樂選手は九州選手権のJSB1000クラスでピレリを使用しているのでその特性には違和感が無く、また浜口選手は初のピレリと言うことで、最初こそ戸惑っていましたが、ウィークに入ってからはそれにも慣れ、安定した走行を重ねていました。

レースというのは、その準備に莫大な時間が掛かるモノですが、今回もそうだったようです。25日(木)午後からの、8耐ウィーク最初の公式練習走行に間に合わせるため、メカニックたちは、数日徹夜を重ねていたようです。

とはいえ、なんとか公式練習がスタート。3人がそれぞれ走行を行います。途中、大樂選手がフロントスプロケットを変更し、トップスピードを稼ぎたいと提案。しかし1時間の走行枠での変更は難しいため、その他のパーツやセッティングの確認を行う事を確認。そのまま練習走行枠が終了。走行後にフロントスプロケットを1丁アップ。それによりフロント17丁、リア36丁としメカニックたちは作業を終えました。

[GROUP] 第36回鈴鹿8時間耐久ロードレース(2013)

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