2013鈴鹿8耐レース・リポート/26日:公式予選 & 27日:公式練習

特集記事 / SPECIAL CONTENTS - 2013.08.10

26日/予選

この日は朝イチで1時間の公式練習走行があり、その後は第1&第2&第3ライダーがそれぞれ30分×午前&午後の2回タイムアタックを行う公式予選が行われます。

その朝イチ走行で昨夜スプロケット変更によって変化したギア比を確認します。その読みは的中。藤島&大樂両ライダーは“いままでで一番良いフィーリング”といい、ともに2分17秒台をマークしました。また130Rなどの高速コーナーでの車体姿勢を中心に足まわりのセッティングを行い、予選に備えます。

 

そしてスタートした公式予選1回目。第1ライダーの藤島選手が最初のタイムアタック。前半は17秒台前半で周回していましたがラスト10分でNEWタイヤにチェンジ。そしてラスト3分で2分15秒583のタイムをマークします。続く第2ライダーの大樂選手も前半17秒台前半〜16秒中盤で走行。予選中盤でNEWタイヤに交換すると、すぐに16秒297のタイムをマークしました。第3ライダーの浜口選手は、各部を確かめるように周回を重ね、最終ラップで19秒534をマーク。3ライダーともに好感触を持ち、午後の予選でさらなるタイムアップを予感していました。

 その約2時間後、午後の予選がスタート。しかし、早々にアクシデントが発生します。第1ライダーの藤島選手がタイム計測スタートした周回にS字で他車と接触。コースアウトした後にグラベルで転倒してしまったのです。スタッフに緊張が走りましたが、藤島選手は歩いてピットに戻ってきて、ホッと胸をなで下ろしました。

しかしマシンはフロントまわりを中心に大破。短時間での修復は無理と判断し、それ以降の予選と夜間走行をキャンセル。土曜日午後に設定されているフリー走行までにマシンを修復&各部をチェックすると決めました。

壊れたマシンはフロントフォークが曲がり、ホイールが外せない状態。もちろん三つ叉まわりもダメージを受けている事は容易に想像が付きます。そこで部品取り用に持ち込んでいた昨年の8耐マシンから、ブレーキまわりを含めたフロントまわりを移植。またアルミ削り出しで製作していたアンダーブラケットは予備パーツに変更。トップブリッジは修正して使用することとしました。また冷却効果を増したラジエターも大破し、スタンダードへと戻すこととしました。

  

あとはメカニックたちが丁寧に作業を進め、深夜26時頃に作業が終了。ちなみに予選は、藤島選手が1回目の予選で出した2分15秒583で46番手となりました。

 

27日/公式練習

移植したフロントまわりは、昨年鈴鹿を走った車両だったとは言え、またイチからセッティングする必要があります。この日の走行では、昨日修復した部分を確認しつつ、サスペンションセッティングを行うモノと思っていました。

しかし、基本ライダー交換でピットインする以外、3ライダーは淡々と周回を重ねます。45分の短い走行時間でピットインを繰り返すセッティング作業を行うより、3ライダーで現状を把握し、そのなかで速く安全に走ることを考えた方が良いとの判断したのでした。

 

[GROUP] 第36回鈴鹿8時間耐久ロードレース(2013)

KTMイベント情報